様々な大きさと特徴をもつ真珠の魅力

一言に真珠といっても多くの種類のものがあり、種類によって産地や大きさは様々です。
ここでは真珠の種類と大きさについてご紹介します。

まず最初に嫁入り道具の一つとしてもあげられるあこや真珠があります。
あこや真珠は古来より日本の海で採れる真珠であり、上品な輝きを放っています。
核に幾層もの真珠層が巻き形成されるあこや真珠は、一般的に7mmから8mmのものが市場に多く出回っています。
テリや色、えくぼの有無によって価格は変わってくるものの、大きいもの程高い価格で取引されています。
また、年齢を問わず着用することのできるあこや真珠は若い人には小ぶりのものが、年齢層の高い人には大ぶりのものが好まれる傾向にあります。

次に、白や金色に輝く白蝶真珠があげられます。
白蝶真珠は南の温かい地域で養殖されている真珠であり、養殖期間が2年程となっていることもあり、あこや真珠よりも大きなものが多いことが特徴となっています。
ホワイト系の白蝶真珠は8mmから20mmといった幅広い大きさのものが存在するものの、10mmから15mmのものが主流となっており、ネックレスやイヤリング、ペンダントやブローチといった幅広いアイテムに用いられています。
存在感のある白蝶真珠は、コーディネートに華を与えてくれます。

そして金色に輝くイエロー系のものはゴールデンパールと呼ばれており、7mmから17mmの大きさとなっています。
ゴールデンパールとホワイト系の白蝶真珠で作られたマルチカラーネックレスはコーディネートの主役ともなりえます。

最後に黒く神秘的な輝きを放つ黒蝶真珠は、タヒチやフィジー、オーストラリアなどで採れる真珠となっています。
タヒチ産のものが多くを占めていることもあり、タヒチパールとも呼ばれています。
黒蝶真珠は7mmから18mm位のものが存在するものの、10mmから13mmのものが市場に多く出回っています。
また、孔雀のようなグリーン色をもつピーコックグリーン真珠は希少価値の高い黒蝶真珠として人気を誇っています。