大人の魅力!気品ある真珠をプレゼント

真珠は貝の体内で偶然に生成される宝石であり、天然物は古来より非常に希少価値の高いものでした。
その気品のある美しさや神秘性が多くの人を魅了してきましたが、長きに渡って人手で創り出すことは不可能とされ、ごく限られた人達しか身に付ける事ができませんでした。

しかし1893年(明治26年)に、一人の日本人(御木本幸吉)が真珠を生み出す技術の開発に成功し、それ以来、多くの人達の装いに上品な彩りを与えるようになりました。
日本発祥の真珠は、宝石でありながら華美になり過ぎず、日本が美徳とする「控えめな」美しさが特徴です。

ネックレスやピアス、ペンダント、ブローチといった多様なパールジュエリーに加工されており、カジュアルにもフォーマルにも合わせる事ができます。
パールジュエリーは人生の多くの場面に寄り添って活躍するものですので、プレゼントとして贈る場合は、相手をしっかりと思いやって選びたいものです。
そのために必要となるのが、真珠の品質を見極めるという事です。先ず大切なポイントは、真珠層の厚さを示す『巻き』と『光沢』です。
巻きが大きくなるほど厚身が増すこととなり、光沢が均一となって深みが増し、品質が上がります。次に『形』と『サイズ』が挙げられます。

真円に近いほど良いとされますが、バロック(不定形)やしずく型もプレゼントの用途によっては魅力的となります。
サイズも大きいほど価値は上がりますが、やはり用途によって適したサイズがあります。

さらに『色』については白や乳白色が一般的ですが、ピンク系・ゴールド系・グリーン系・クリーム系といった様々な種類が選べ、光沢同様に全体に均質であるほど良質となります。
ここまで見てきた通り、パールジュエリーの種類と真珠の組み合わせは非常に多岐に渡りますので、これらを使い分けることで、大人のお洒落が演出できます。プレゼントを贈る方の年齢や状況、好みに合わせて最適なアイテムを選び、大切な方が人生の一場面を飾る一助をしましょう。

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